ドラマでは、個性豊かな若い船乗りたちが、時にぶつかり、手を取り合いながら、唯一無二の“仲間”となっていく、実話を基にした物語が展開。二等航海士の瀬戸夕日を黒羽麻璃央、二等機関士の泉珊瑚を本田礼生、二等機関士の遥灯豊を田村心、三等航海士の由良美波を木津つばさが演じる。そのほか、賀屋壮也(かが屋)、鈴木もぐら(空気階段)、野間口徹が出演。賀屋は脚本も手掛ける。

輸出・輸入量全体における海上輸送の割合は、99.6%。つまり、船がないと日本の経済は回らない。しかし、日本を根幹から支えるその事実や、そこで働く船乗りに関してはあまり知られていない。船の種類にもよるが、出航したら数カ月帰って来られないこともざらで、その間は港に着く以外、常に海の上。船員たちは、見渡す限りの青い海に囲まれ、限られたメンバー、物資で過ごすのだ。仲間たちとの楽しい食事、地平線に沈む夕日、舞台照明を思わす満天の星空――。それは陸では決して味わえない、至極の時。しかし一方で、海賊船の急襲、嵐との遭遇など、その仕事は常に危険との隣り合わせ。そんな、押し寄せるロマンと危険の波を突き進む船乗りたちの姿が描かれる。

▼由良 美波役 木津つばさ コメント 由良美波役を演じました、木津つばさです。先ず初めに今作品に出演させて頂けた事、大変光栄に思います。 そして今作品は『船は、友情は、心から素敵だ』と感じさせてもらえる作品です。今回このドラマでは実際の船の上 で撮影をさせてもらったり、撮影中には色々な事を学ばせて頂いたり、と貴重な経験になりました。 とても素敵な制作陣の皆様、そして出演者様に囲まれながら過ごした日々。 刺激だらけで愛のある作品となっておりますので、是非ご覧下さい!